怠け者なので「勉強しないで遊びながらモノを覚えられないかな〜」なんてことを考えておりました。
そして思い付いた「遊びながら経穴を覚えられるゲーム」!
超くだらないですが、いつか何かに使えるかもしれないという淡い期待を込めてメモしておきます。
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ゲームその1『だるまさんのツボ』
<ルール>
基本ルールは、かの有名な遊び『だるまさんがころんだ』に則ります。
ただしオニは「ころんだ」の箇所に経穴(ツボの専門的な言い方)の名前を言うこと。「だるまさんの…百会(ひゃくえ)!」といった感じ。
オニでない人たちは、オニが振り向くタイミングで、オニが言った経穴を押さえながら停止してください。百会と言われたのに神庭っぽい位置を触るなど間違った位置を押さえたり、正しい位置を押さえても動いたら負けでオニの人質になります。
全員捕まえたらオニの勝ち。
ネタが尽きるまで生き残ったらオニじゃない方の勝ち。
停止する側はただ経穴を押さえるだけでなく、出来るだけ愉快で楽しいポーズで停止することを心がけましょう。
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ゲームその2『三百六十一穴一首』
<ルール>
基本ルールは、かの有名な『百人一首』に則ります。
読み手は上の句から読み始め、取り手は出来るだけ少ないヒント(句)で経穴を当ててそれが描かれている取り札を取る。
読み手は出来るだけ本家百人一首風に読み札を読み上げて雰囲気醸し出すこと。
<カードの構成>
読み札の上の句にはその経穴の効果が、下の句には経穴の位置が書かれている。取り札には経穴の位置の図と名前だけが描かれている。
ググったら鍼灸かるた大会や要穴かるた大会はあったけど、さすがに三百六十一穴一首はないっぽかったので、これは私が作るしか…?作ってる内にやたら覚えそう。
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どちらのゲームも「手の太陰肺経のみ」とか経絡縛りでやったら覚えやすいかな、なんて思います。膀胱経とかだと長期戦の覚悟が必要。
デメリットは、順番通りで出すとつまらないので、ちゃんと勉強として覚えるためにゲームをする前にまずは順番通りに経穴を覚えておく必要があります。いきなりゲームからはNO。
あと、三百六十一穴一首は読み札と取り札で722枚になるので嵩張ります。
鍼灸学生みたく勉強する必要がない人、例えば患者さんとか職業体験の子どもとかは別にバラバラでいいかも。百会とか合谷とかよく聞くメインどころ(?)だけとかで遊ぶ、みたいな。
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実はダルマさんの経穴は、家で一人でやってみた(位置まで分かる経穴が少なくてすぐ終わる…)一人でやると異様なシュールさ。しかしいつでも唐突に始められるので手軽さは抜群です。
私が学生になったら同級生の人…一緒にどうでしょう(やりたい人いるかは……同じ位変な人が入学してくれてたらきっとその人とやります。いるのか…?)